Tomoi icepick

月刊「TARU」

Tomoi icepick pro


月刊「TARU」

 

Tomoi icepick pro

氷が変るとお酒が変る

河内の職人技が創った、プロのためのアイスピック

 

開店前のバーをのぞくと、コツコツコツと氷を削っているバーテンダーの姿をよく見かける。その手にあるのはアイスピック。料理人にとっての包丁と同じくらい、バーテンダーにとってアイスピックというのは、大切な道具なはすなのだが・・・。「プロ仕様のアイスピックって、これまであまりなかったんです。切れ味がするどく、長年使えるようなものがね。そこで、大阪の八尾で金属加工の町工場(友井工芸)をやっている、知り合いの友井隆之君に相談して、出来上がったのがこのアイスピックなんです」と、大阪・本町の[バー立山]の立山重美さんは語る。刃の部分には硬質のステンレスを使い、あのH2Aロケットの開発にも関わった、東大阪の旋盤工の職人技を駆使して「プロ仕様高級アイスピック」が完成した。一度使うと、他のアイスピックが使えなくなる、と言う立山さんの言葉通り、軽くてよく手に馴染み、コンコンと叩くだけで、美しく氷が割れる。曲線をいかしたデザインも実に美しい。「刃の部分は砥石で磨げば、何年でも使えますし、万が一折れてしまった場合でも、刃の部分だけ交換もできるので、まさに一生もののアイスピックです。カクテルにしても、ウイスキーにしても、美しい氷を使ったお酒は、確実に味は変ってきます。ハイボールをつくってみると、その違いは歴然ですよ。」[バー立山]の名物ハイボールのグラスの中で輝く透明の氷。高級アイスピックが作り出すこの輝きを求めて、今宵も[バー立山]のカウンターには多くの酒飲みが集う。







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